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献氷祭

日にち 5月1日
場所 氷室神社

献氷祭は、めずらしい氷の神様をまつった氷室神社のお祭り。魚や花を閉じ込めた華やかな氷柱など、たくさんの氷柱が飾られるほか、氷のお祭りらしく、氷水やかき氷が振舞われます。伝統の舞楽が見られるの魅力。

お祭りは午前11時から。献氷祭は冷凍・氷業界のお祭りで、業界の方々がたくさん参列します。ふつうのお祭りでは、食べ物をお供えする「献饌」は神職がやりますが、献氷祭では参列した業界の方々がズラッと並んで、バケツリレー方式に行われるのがユニーク。

一方、一般の参拝者に身近なのは、境内に飾られた氷柱。本殿前には、鯛と鯉をそれぞれ封じ込めた氷柱が奉納されます。氷でできた水槽の中を泳いでいるかのようです。造花が入った「花氷」も、色鮮やかで上品。その他、境内のいろんなところに氷柱が置かれます。境内では、上質な氷を使った氷水やかき氷が、無料でふるまわれるのがうれしいところ。氷の神様のお祭りらしく、とにかく氷一色といった感じです。

午後になると、氷室神社に伝わる伝統の舞楽が奉納されます。氷室神社は、奈良の舞楽の中心だったところで、舞楽に使われるお面は重要文化財だとか。伝統芸能に興味がある人を中心に、見のがせないところです。

献氷祭のある5月初めは、日によっては汗ばむほどになることもある時期。氷柱の涼しげな感じや、氷水の冷たさ楽しみながら、氷室や舞楽など、古都らしい深い歴史にも触れられる行事です。

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