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土塀のある風景

奈良公園や奈良の町を歩くと、土塀をよく見かけます。奈良の環境や風土にとけこんでいる感じで、土塀のある風景を楽しみながら歩くと、奈良らしさをより深く味わえそうです。

土塀とは

文字通り「土でできた塀」。土にいろいろな材料を混ぜて、丸めたものを積み上げて、表面に砂や漆喰(しっくい)を塗って作ります。表面の仕上げによって、白い場合と黄土色の場合があります。上に小さな瓦屋根が付いているのが基本。「築地塀(ついじべい)」とも呼ばれます。

土塀自体は、もともと日本中どこにでもある「ふつうの壁」だったとか。今では、お寺・神社やお城、古い町並みなどで見かけます。いかにも「日本の伝統ある景色」という感じを演出しているようです。

土塀は奈良の名物?

なぜ奈良に土塀が多いのかよく分かりませんが、土塀というと「奈良の名物」のように言われることもあります。京都のお寺などで見る塀はほとんどが白くて、「築地塀」と呼ばれるのに、奈良の場合は黄土色の割合が多くて「土」のイメージが強いから、という気もします。この色の違いが「洗練された京都」と「おおらかな奈良」のフンイキの違いと結びついているんじゃないでしょうか。

奈良では、くずれかけた土塀をよく見かけるのもポイント。京都は都会だし、くずれた塀をそのままにしておくようなことはしないでしょう。奈良ではどういうわけか、くずれたままになっている土塀をよく見ます。これもまた、奈良のフンイキを演出しているように思えてきます。

「土塀のある風景」スポット

昔から「土塀のある風景」として知られているのは、春日大社南の高畑(たかばたけ)。ならまちから新薬師寺のほうへ続く、古い町並みが残るエリアです。特に新薬師寺に近いほうで、土塀を多く見かける気がします。きれいに白く塗られた土塀も多いですが、ちょっとした脇道をのぞいたりすると、くずれかけた素朴で味わいある土塀を見られるでしょう。

もう1つ挙げるとすると、東大寺の境内ですね。施設が多いぶん塀も多くて、ほとんどが土塀です。きれいなものから、本当にくずれてなくなりそうなものまでいろいろ。ふつうの土塀、瓦をねりこんである土塀、表面に模様がある土塀など、いろいろなスタイルを見られます。

大仏殿裏手の講堂跡のほうから二月堂に向かう、通称「二月堂裏参道」は、知る人ぞ知る「土塀の名所」。観光客もあまり来ない静かな中で、おもむきある土塀景色を楽しめます。他にも土塀はたくさんあるので、お気に入りの土塀景色を探して見るのも楽しそうですね。

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