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奈良仏像めぐりコース

奈良公園周辺の貴重な仏像をたっぷり見る「仏像めぐりコース」を、コースマップ付きでご紹介。

奈良公園周辺は、貴重な仏像の宝庫。奈良時代から残っているようなものをはじめ、国宝・重要文化財の仏像がたくさんあります。たっぷり1日かけてめぐれば、仏像ファンも大満足のコースです。

近鉄奈良駅から興福寺国宝館へ

奈良公園観光に便利な近鉄奈良駅を出たら、すぐ近くの興福寺へ。北から入ってもいいですが、アーケード街「東向通り」を通って南から入るのがおすすめです。

興福寺には建物の見どころも多いですが、仏像ファンのお目あては国宝館。奈良でも一番人気の仏像のひとつ「阿修羅像」を中心に、文化財の仏像が目白押しです。日本の国宝の17%が興福寺にある、と言われるだけに、さすがの充実度。

興福寺から奈良国立博物館へ

興福寺国宝館を見おわったら、東に抜けて信号をわたります。奈良国立博物館の庭園風の敷地を歩いていくと、ヨーロッパ風のおしゃれな建物が見えてきて、これが「なら仏像館」。その名のとおり、国宝・重要文化財の仏像が充実しています。奈良国立博物館には、他に東新館・西新館もありますが、仏像めぐりなら「なら仏像館」だけじっくり見るのもいいでしょう。

奈良国立博物館から東大寺へ

奈良国立博物館を後にしたら、東大寺へ向かいます。まずはやっぱり大仏。大仏殿めざして、参道をまっすぐ進みます。途中、南大門の金剛力士像を見るのもお忘れなく。大仏殿への入り口は、つきあたりの中門を左に行ったところにあります。

大仏殿の次は、西にある戒壇院も見ておきたいところ。大仏殿からの出口は回廊の東のほうなので、中門前を横切ってもう1回西へ向かいます。大仏殿への入り口を過ぎて、芝生の中のなだらかな坂道を進むと、塀に囲まれた戒壇院が見えてきます。あまり有名なスポットじゃないですが、国宝の四天王像は名作と言われていて、仏像めぐりでは押さえておきたいところです。

もうちょっと東大寺で時間をとれるなら、三昧堂(ざんまいどう)がおすすめ。また大仏殿のほうに戻って、今度は東側へ登っていきます。回廊東側の階段を登ると鐘楼があって、さらに進むと、二月堂がある広場に出ます。出てすぐ左手前の小さなお堂が三昧堂。ささやかなマイナースポットですが、拝観料無料で重要文化財の仏像を見られます。

東大寺から新薬師寺へ

東大寺の仏像スポットをめぐったら、一気に奈良公園を横切って南へ。2キロ近いウォーキングになります。三昧堂から南へ、三月堂(法華堂)の横を通っていくと、視界が開けて若草山のふもとに出ます。シカを眺めながら進んで、階段を下りるとかやぶき屋根の水谷茶屋。和菓子や軽食が食べられて、一服するのもおすすめです。

さらに南へ行くと春日大社の境内に入って、建物がゴチャゴチャしていて分かりにくいですが、とにかく南にある参道へ出ます。参道へ出たら、鳥居を見つけてください。鳥居の西(坂の下のほう)へ行くと、左に車舎(くるまやどり)という建物があって、その先の、左に入る細い道へ曲がります。「下の禰宜道(しものねぎみち)」と書いた案内板が目印。

少し行くと、「下の禰宜道」の看板があって、その先の「中の禰宜道」の看板のところで右へ。木がうっそうとしていて、昼でも薄暗い散歩道です。そのうち川を渡って、広い道路に出たら、目指す新薬師寺はもうすぐ。

天気が悪い日や暗い時間帯や、1人で「森の小径」を歩くのが不安なら、大仏殿から南へまっすぐ道路を進んで、公園エリアを過ぎたところの駐車場手前を左へ入って歩いていくと、同じところに出られます。

広い道路を左へ行って、すぐに案内板に従って右の狭い道へ入ります。あとは「新薬師寺」の案内板をたよりに路地を進むと、新薬師寺に到着。奈良時代から残る貴重な本堂の中で、これまた奈良時代の本尊・薬師如来と、有名な十二神将を見られます。

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